ネガティ部

音楽を食べて生きてます。

そういえば「知らない人にも挨拶をしなさい」って習いましたか?

スーパーに買い物に行こうとしたときのこと。

16:00前後だったので、小学生は下校の時間だった。

 

これから帰って宿題をする者。遊びに行く者。

そういえば夕方のこの時間帯は、アニメの再放送が多かった。

平成生まれの私でもお世話になったのに、最近はドラマが多いんだな~

なんて思いながら、自分の小学生の放課後時代を懐かしんでいた。

 

ふと、おさげの女の子(小学校2、3年生くらいかな)とすれ違いそうになった時に

「こんにちはー」

と言われた。

 

びっくりした。

びっくりしすぎて挨拶が出来なかった。

でもかなり嬉しかった。

 

おそらく今は「知らない人には挨拶しないように」と指導されているところもあるだろうから。

大人から挨拶された時は、無視をするように指導するところや、

大人がこどもに挨拶するだけで、不審者扱いすることもあるらしい。

こんな世の中だし、PTA会長が殺人事件の犯人だったなんて話も聞いたら、

そりゃ何を信用すればいいかも分からなくなる。

 

きっと今の子どもたちは学校でそうやって教えられながらも、

「最近の若い子は挨拶もしないね」といわれ、

失礼だの無愛想だの、理不尽なことも言われているんだろう。

 

私の時はまだ「道で会う人にも元気に挨拶しましょう」と教えられた気がする。

"ド"がつくレベルの田舎だったし、

狭い町で何となく顔見知りの人も多かったし、

下校時にすれ違うのも高齢の方ばっかりで穏やかに過ごされていたから、

なんの違和感もなく挨拶してたと思う。

 

挨拶がある環境とない環境で、その居心地の違いは私も身に染みて経験している。

やっぱり雰囲気が違うのだ。

大学時代のアルバイト先のことを思い出した。

年齢の上下を問わず、目を見て、時には頭を下げる。

「おはようございます」と相手のことを導入しようと努め、

「お疲れ様でした」と労わってくれる。

基本的なことを、とても丁寧かつスマートに行うあのアルバイト先は好きだった。

 

ところであのおさげの子は今も元気に挨拶してくれるといいな。

(でも知らない人にはついていかないでね)

私は元気に「こんにちは、おかえりなさい」と言ってあげたかった。

大変後悔している。

挨拶される側の年齢になり、

こんな世の中になったことも加えて、

おさげの子のハツラツとした「こんにちは」は刺さった。

 

「挨拶される側」とはエラそうなことを言ってしまった。

挨拶するその一瞬だけは、どんな人間でも「対等」だろうし、

私もそうでありたい。